佐藤社長の継続OSS
OSS申請の有効期間短縮可否は、ソフトで制御!?
公開日: 2022年09月24日 / 更新日: 2022年09月24日
目次
指定工場で行う電子申請、継続OSS
国土交通省指定整備工場で、車検を行い、有効期間更新の申請をインターネットを活用して行う継続検査ワンストップサービス(継続OSS)。弊社では制度開始初日に対応し、現在ではOSS申請が社内標準化となっています。
有効期間満了日1ヶ月前+15日での車検整備入庫では、OSS申請のタイミングによっては、次回有効期間が短縮されてしまうことも。実はクラウド型ソフトによっては、申請日や、有効期間短縮可否を設定できるんです。
継続検査OSSから電子車検証の書き換えまで
電子保適の作成・登録を行う保適証サービス(AIRAS)。継続申請を行う継続検査代理申請サービス(AINAS)。この両方を活用するのが継続検査ワンストップサービス(継続OSS)で、来年1月4日より発行が開始される電子車検証に、記録等事務代行者の委託を受けると、国の審査を経た車検証の情報の書き換えが可能となります。
OSS申請日、短縮可否はソフトで制御
継続OSSは、ブラウザ型を使用して作成するのが基本ですが、昨今ではスタンドアロン型、クラウド型など、対応する為の様々なソフトが販売されています。
基本はAIRASに電子保適を登録し、AINASより申請を行いますが、申請のタイミングによって車検満了日1ヶ月以上前の申請ではエラーとなってしまい、申請代理人よりミスなのか、短縮になって良いのか確認の連絡が入ります。
これを防ぐため、「電子保適の登録日と同日の申請では無く、短縮にならないように任意の申請日を設定」したり、短縮になって良い場合は、「短縮可の設定を行う」事で、申請代理人側で短縮可否を判断する頃が出来、連絡やりとりの一手間を無くすことができます。
Maintenance.c(メンテナンスドットシー)では、対応されています
自動車業界向けのITソリューションを提供されている株式会社ブロードリーフが開発を手掛けている、新しいクラウドアプリケーションのMaintenance.c(メンテナンスドットシー)では、上記の制御に対応されていました。
除雪を行う大型特殊自動車など、初回納期がずれて、トップシーズンに車検が来るのを防ぐため、いわゆる前倒し車検のご用命を多く頂くので、短縮可否を申請代理人へ伝えることができる機能は、重宝しています。