検査
労働安全衛生法やクレーン等安全規則により、クレーンを使用する事業者は毎年の点検(移動式クレーン定期自主検査)が義務付けられています。トラック積載型クレーンも検査の対象です。また、つり上げ荷重3トン以上のクレーンにつきましては、自主検査とは別途、2年に1度の性能検査が義務付けられています。
最近の移動式クレーンは、安全性向上のためのメカトロ化、更には高性能化により構造や装置が複雑化しております。定期自主検査をご用命の際は、各種建機メーカーから最新の技術教育を受け、且つ定期自主検査者規定に基づき運転資格、検査経緯と知識を持った「建機工認定移動式クレーン定期自主検査者」にお任せください。移動式クレーン運転士在籍のため吊り上げ荷重5トン以上のクレーンも対応可能です。
労働省公表の「移動式クレーンの自主検査指針」に基づく50余項目の検査を実施します。年次点検時はステッカーの貼付、点検記録簿を発行します。
クレーン機能付きショベル(ショベル本体は特定自主検査対象です。)
トラック積載型クレーン(ユニッククレーン、カーゴクレーンなど。)
各種移動式クレーン車
機械等の種類 | 区分 | 検査料(税込) |
---|---|---|
トラック積載型クレーン <つり上げ荷重3トン未満> |
通常料金 | ¥19,800 |
車検とのセット料金 (車検費用は別途) |
¥16,500 |
検査料金、記録表作成、検査済ステッカー込みの価格となっております。
定期自主検査により追加整備が必要となった場合の工賃・部品代は別途ご請求申し上げます。
つり上げ荷重が3トン以上の移動式クレーンには、車検とは別にクレーン装置部分の性能と安全を確認する性能検査があり、原則として2年に1度、検査を受けなければなりません。
製造検査又は使用検査に合格したつり上げ荷重が3トン以上の移動式クレーンには、有効期間が定められた移動式クレーン検査証が交付されています。有効期間が満了しようとする検査証を更新するためには、性能検査を受検しなければなりません。
ツカサ工業ではこの性能検査をお客様より委任を頂いて、登録性能検査機関である一般社団法人日本クレーン協会の長野検査事務所より検査員にお越し頂き、弊社敷地内で検査を行っています。
性能検査は、クレーン各部分の構造及び機能について点検を行うほか、荷重試験を行います。荷重試験は、クレーンに定格荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、旋回等の作動を定格速度により行います。
性能検査と車検の有効期間満了日が近い車両が多いため、下部の車両走行部分の整備を含む車検と合わせて、上部クレーン装置の点検を行い、性能検査受検に備えます。下部も上部も整備できるのがツカサ工業の強みです!
検査でも機械を操作するには資格が必要なので、移動式クレーン運転士による操作に、玉掛作業者が玉掛け作業を行って、安全確実に受検しています。