佐藤社長の継続OSS
楽楽OSS導入(日本自動車整備商工組合連合会推奨商品)
公開日: 2019年09月18日 / 更新日: 2019年09月18日
国土交通省指定整備工場で、車検の継続申請をインターネットを活用して行う継続検査OSS(ワンストップサービス)。弊社では完全に社内標準化となり、来年1月からは軽自動車も対応可能(日整連代理人申請)となる予定です。
すでにディーアイシージャパン株式会社製クラウド型ソフト「OSS&e-HOTEKI」を活用し、完全に対応している私たちではありますが、長野県自動車整備商工組合業務委員会副委員長と言うこともあり、また日本自動車整備商工組合連合会推奨商品ということで気になり、株式会社ベルティス様が手がける楽楽OSSを追加で導入しました。
自整業ソフト連携ではなく、単体でOSS申請ができる専用のWebソフトとなります。目玉はなんと言っても、国土交通省の自動車登録検査業務電子情報処理システム(通称MOTAS)から、車検証情報が取得できる(有料税込17円・2019/09/18時点)点です。昨今では自動車の所有者が自ら運輸支局へ出向き手続きをされていたり、リース会社等の車両入れ替えなどで、過去に入庫があり自社に蓄積していた車検証情報が古くなっている(最新の車検証と記載内容が変わっている)ケースもあります。
そんなときに最新の車検証情報をMOTASから引っ張ってこられるのは間違いが無く、且つ迅速に運用することが可能になっていました。
スマホの楽楽OSSアプリから車検証のQRコードを読み取り、車台番号と登録番号の車両情報をソフトへ反映、その後マッチングする国交省データから車検証情報を取得することによって、適合証発行に必要な情報を取り込むことが出来ます。
自社で契約するe-JIBAIとも連動可能、電子保適を作成登録(AIRAS)後、そのままOSS申請(AINAS)へ進めることができます。いわゆるクラウド型ソフトです。
すでに活用している自整業システムメーカーで、OSSに対応するソフトが連動追加できる場合はそれを活用するのが一番スムーズですが、無い場合は自整業ソフトとは別に、継続OSS対応専用ソフトとして導入するのが良いかもしれません。
整商連推奨ソフトが誕生したことで、いよいよ電子化が加速すると思われます。自整業ソフト連携(クラウド、スタンドアロン)か、単体のOSS申請ソフト(クラウド、スタンドアロン)か、または基本のブラウザ型を使用するか、対応する手段が増えてきました。
電子保適が誕生して制度開始から2年半、車検証の電子化(ICカード化)も決まり、OSS(ワンストップサービスは)、ZSS(ゼロストップサービス)に向けて、加速しています。
視覚的に分かりやすく、かゆいところに手が届く「OSS&e-HOTEKI」をメインに活用し、楽楽OSSの使いどころを考えていきたいと思っています。