佐藤社長ブログ
OBD検査に関する意見募集
公開日: 2019年02月8日 / 更新日: 2019年02月08日
国土交通省にて、車載式故障診断装置を活用した自動車検査手法のあり方について、最終報告書(案)が作成され、意見募集(パブリックコメント)が始まっています。募集期間は平成31年1月25日から平成31年2月24日までとなっています。
車載式故障診断装置を活用した自動車検査手法のあり方←電子政府の総合窓口イーガブにリンクします
様々な検討がなされ、具体的な実証実験も行われています。法定スキャンツールを活用し、車両情報を特定した上で、車両のコンピュータと通信を行い、故障コード(DTC)を読み出します。特定DTC照会アプリの機能により、インターネット経由で自動車技術総合機構のサーバーに接続し、DTC情報の送信、判定結果の受信を行うように想定されています。
検査車両情報の特定方法には、電子車検証(ICカード想定)が活用できることも想定されています。
2021年(輸入車は2022年)以降の自動車からOBD検査の対象となり、実際に車検時に「特定DTC」が読み取られた場合、検査を不合格とする扱いを始める時期は、2024年以降となっています。
どの様な仕組みになっても、対応できるように準備を進めてまいります。