佐藤社長のICT活用
OBD車検、合否判定はクラウドで
公開日: 2018年09月27日 / 更新日: 2022年02月19日
2024年よりスタート予定の車載式故障診断装置(OBD)車検に関する「車載式故障診断装置を活用した自動車検査手法のあり方検討会」、第6回が昨日開催され、定義が明らかになったと本日の日刊自動車新聞トップに掲載されていました。
国が指定する外部故障診断機(法定スキャンツール)と車種ごとの故障コードをやりとりし、スキャンツール側に情報を残さず、合否判定に関する情報を管理する独立行政法人自動車技術総合機構のサーバーにアクセスして、合否判定を自動で行うようです。
車両と通信、照会アプリ経由でサーバーに通信、合否判定。できるだけ既存のスキャンツールを使えるようにとのことですが、多機能な高級ツールでは、ともすれば役不足となるので、車検機器として簡易なスマホ型やタブレット型(現在も何機種かありますが)のスキャンツールが誕生するかもしれません。
法定スキャンツールは、型式認定や定期校正も実施されるそうです。現在使用しているスキャンツールメーカーの対応状況、そして仕組自体がどのようになっていくのか今後も注視が必要ですね。
【開催案内】自動運転技術等に対応した自動車検査手法の導入に向けて検討しています。
9月26日(水)、第6回「車載式故障診断装置を活用した自動車検査手法のあり方検討会」を開催。
詳しくはこちら↓https://t.co/8s9u4l7PoZ— 国土交通省 (@MLIT_JAPAN) 2018年9月21日