佐藤社長の継続OSS
アクセス集中時の対応・繋がらないときの連絡先
公開日: 2018年03月27日 / 更新日: 2018年03月27日
4月からの車検継続OSS申請に先駆けて、保適証サービスの活用が進んでいるようです。そして、整備振興会で取り扱っている電子適合証用の保安基準適合標章専用紙(50枚綴)も、いつもより多く出ているそうです。
「適合証の電子化」と「申請の電子化」は、それぞれ別のシステムなので、まずは、保適証サービスを使用する「適合証の電子化」から仕組みを熟知すると、今後のエラー時の対応などがよく分かります。
そして昨日、9:30ころから、保適証サービスへのアクセスが集中して、一時、入り口である一般社団法人日本自動車整備振興会連合会のホームページへ接続しにくい状況がありました。
このようなとき、整備振興会へ電話をして確認する→多くの人が確認の電話をするので電話もつながりにくい(担当者と話ができない)→このままでは、保適を発行できないとなりますが、既存の紙で発行する対応も現在はできますので、臨機応変に使い分けることが求められます。
一般社団法人日本自動車整備振興会連合会が関係する自動車情報管理センター(AIRAC)にて保適証サービスが運用されています。そして公益財団法人自動車情報利活用促進協会(AINA)が構築・運用しているシステムのことを、OSS申請共同利用システム(AINAS)と呼んでいます。以前から使用している保険会社の自賠責保険共同システム「e-JIBAI」も重要です。これらがすべてワンストップサービスインターフェースで繋がって「継続検査OSS」が構築されています。
それを連動させて確実な申請を手間無く行う為に自動車整備業システムメーカー各社が、「スタンドアロン型」と「クラウド型」のソフトを開発しています。
上記より、「webサービスへ繋がらない」場合の問い合わせ先として、所属の整備振興会、自賠責保険会社、そして導入しているシステム会社があります。自社自体のインターネット環境に問題があり、繋がらない時の対策や対応も必要になります。
「状況に応じて、的確な連絡先を選定する」ことで、迅速に解決することができます。逆に「相談することが出来る連絡先を、複数持っている」と、解決の糸口がつかみやすくなると感じています。
普段お世話になっている関係者皆様のおかげで、事業活動を行うことができ、感謝しております。