佐藤社長の継続OSS
車検継続申請はワンストップ申請(継続OSS)新時代へ
公開日: 2018年01月25日 / 更新日: 2018年01月25日
昨日記事にしましたが、いよいよ指定工場が車検後、申請を行う方法によって国の申請手数料が改定されることとなりました。
国の方策である、昨年4月よりはじまった継続検査OSS(ワンストップサービス)。保適証サービス(AIRAS)が全国一斉稼働、OSS申請共同利用システム(AINAS)も稼働はしていますが、申請代理人(行政書士、自販連、日整連)によって活用がまちまちでした。
一般社団法人日本自動車整備振興会連合会(日整連)の各都道県支部を申請代理人として依頼をする、日整連版OSS申請共同利用システムが本年4月以降に本格稼働を始める予定となっております。
すでに稼働している保適証サービスと合わせて活用することで、OSS申請となり、国の申請手数料が本年4月1日以降減額されます。逆に紙のみで申請を行うと値上がりします・・・。
この仕組みに対応するために、ブラウザ型、スタンドアロン型、クラウド型があり、すでにそれぞれ自動車整備業システムメーカー各社が開発を進めており、完全に対応のできるソフトが揃い始めています。
自動車整備業システムをお使いの場合は、「継続検査OSSにスタンドアロンか、クラウドで対応できるか?」をご確認頂き、国の指定工場として対応を検討しなければならない時期が近づいてまいりました。
保適証サービスとOSS申請共同利用システムが4月以降フル稼働。申請手数料が改正され、ダイレクト納付に対応できる地方銀行も揃いつつあります。本年が「継続OSS導入元年」になるかも知れません。国土交通省では、「保安基準適合証を電子情報に一本化する」方針であり、いずれ義務化も視野に入れているようなので、保適証サービスの対応は必須となりそうです。