佐藤社長の継続OSS
大型特殊の付属装置付き、電子保適対応していません・・・
公開日: 2017年12月5日 / 更新日: 2017年12月05日
弊社では、継続検査OSSに必須となる保適証サービス(AIRAS)の活用を登録車・軽自動車問わず4月1日から開始しています。
適合証は対象外車両以外、100%電子化を行っており、OSS申請またはハイブリット申請を行っています。
この季節に多くご用命をいただく、除雪で活躍する大型特殊車両のスノウプラウ(排土板)が装着されているタイヤ・ドーザ(9ナンバー)と、バケットが装着されているショベル・ローダ(0ナンバー)。
両方とも(スノウプラウ、バケット)アタッチメントを付け替えて使用出来る車両が多くあります。
基本的な形状としてショベル・ローダであり、付属装置としてスノウプラウが備考欄に追加され、そのスノウプラウを装着した状態の長さ、幅、高さ、車両重量、車両総重量などがそれぞれ項目枠内のバケットを装着した時の数字の上に、括弧書きで記載されます。このように上段記載がある車両が、保適証サービス対象外となっています。
従来通りの、紙で対応することになります。
スノウプラウが付属装置として記載されている除雪トラックなども同じ記載方法ですので、対応できません。
形状がバンで、乗車定員によって積載がことなる車両は項目枠内に右側に括弧書きで記載されます。この右側括弧であれば対応することが可能です。
ここで少しややこしいのが、軽自動車です。
軽自動車の場合は、上記のバンと同じ車両での記載が、上段に括弧書きされています。
登録車では、上段括弧記載ありの場合は対応できませんが、軽自動車の上段括弧は対応することができます。
自動車登録検査業務電子情報処理システム (MOTAS)と軽自動車検査業務電子情報処理システム と別になっていますので仕様が異なるのかもしれません。
継続検査では、基本はOSS申請、自賠責の関係でできないものはハイブリッド申請、対象外は従来通り紙で申請と3パターンで、活用しています。
よって紙で対応している適合証の交付簿が、すべて大型特殊で埋まっています・・・。
いつの日か、対応して頂けることを望んでおります。