佐藤社長の継続OSS
継続OSS、車検証の電子化も!
公開日: 2017年11月28日 / 更新日: 2017年11月28日
最近、OSS関係の記事が日刊自動車新聞に掲載されています。昨日も、第2面に国土交通省では、車検証の電子化ができるか検討を始める記事が掲載されていました。
以前から推測の域をでませんが、「最終的に車検証も工場で印刷できるようにならないか」など注目されています。
そもそもの車検証自体を電子化して、紙を無くしてしまうこともあるかもしれません。車両自体に、車検情報を記憶させるなど、様々な「もの」がインターネットに繋がる時代なので、いろいろな方法がありそうです。
継続検査OSSにおいても、現在、「旧車検証のみ運輸支局へ返納し、新車検証と検査標章を受け取る」必要がありますが、この辺りが電子化され、「運輸支局へ行かなくて済む」ようになると、継続OSS導入の最大メリットになります。
弊社で行っている継続検査OSSでは、保適証サービス(AIRAS)と日整連版限定運用中OSS申請共同利用システム(AINAS)の両方へ、ディーアイシージャパン株式会社のクラウド型ソフト「e-HOTEKI」を使用して、データ伝送しています。申請依頼は、一般社団法人日本自動車整備振興会連合会長野支部へお願いし、申請先は長野運輸支局松本自動車検査登録事務所にて審査を行っていただいています。
平均30分ほどで、申請状況ステータスが「手続(交付)完了」となり、このステータスを持って審査完了となります。
週に一回、登録事務所へ行き、車検証交付手続きを行っています。
この週に一回の手続きがなくなり、手続完了ステータスで車検に関する手続きがすべてが終了できるとなると、相当なメリットです。