佐藤社長の継続OSS
継続OSSセミナーin札幌開催御礼
公開日: 2017年11月10日 / 更新日: 2017年11月10日
昨日、北海道札幌市にあるACU札幌にて、ディーアイシージャパン株式会社主催の継続検査OSSセミナーが開催されました。
長野、仙台に続き、4回目となり、少しだけ慣れてきた感じがします・・・(^_^)
始めにディーアイシージャパン担当者より、OSS利用促進、e-HOTEKIの説明が行われました。
継続OSSの概要に始まり、図を用いてデータの流れが分かる説明となっていますので、イメージがつかみやすいと思います。
勘所であるe-JIBAIの電子化関係(紙と電子の違い、データ送信タイミング等)がどうしても伝わりにくいのですが、随所で説明をさせて頂くことによってなんとかご承知頂けたのなら幸いです。
保適証サービス(AIRAS)では、自賠責は紙も電子も登録できますが、その後のOSS申請を行う場合は、e-JIBAIで電子化されているものしか使用できません。保適証サービス登録時に、新旧自賠責が、どちらか電子データなしの場合は、ハイブリッド申請となります。
私の実務事例紹介では、いつものように自己紹介のあと、基本の接続方法となるブラウザ型を使用して、保適証サービスとOSS申請共同利用システムへログインし、雰囲気を感じてもらったまま、クラウド型「e-HOTEKI」デモ機を使用した実演、また実際やったらこうなったことなどをお話しさせていただきました。
最後に、ディーアイシージャパン自動車整備業システム「新一等書記官」の紹介ということで、業界を取り巻く状況、現在は「端境期」と聞くことがある、ITでどのようなことができるのかが、北海道支社担当者よりお話しがありました。
たしかに端境期や過渡期といわれる部分もあるかもしれません。指定工場として、それを乗り越える手段のひとつが「ITの活用」だと感じています。
最後の質疑応答でも、いろいろなお話しを共有させていただきました。
一般社団法人札幌地方自動車整備振興会をはじめ、一般社団法人旭川地方自家用自動車協会、また遠くから沢山の皆様にお集まりをいただき、感謝しております。私自身、お話しをさせて頂くことでより理解が深まりますし、このブログにおいても備忘録の意味合いも出てくる部分があるほど、成長をとげております。
この少し複雑な継続検査OSS。いずれスタンダードになる時が来ると感じています。今できる保適証サービスへ申込を行い、ブラウザ型で保適の電子化を体感するところから始め、整備業システムをお使いであれば相談の上、スタンドアロンまたはクラウド型を導入し、日整連版OSS申請共同利用システムの完全稼働タイミングでさらに申込を行い、こちらもブラウザ型を体感してから、両方とも整備業システムで連携をして送信を行う。
これが、すべてのシステムを理解する王道だと思っております。
継続OSS対応を検討する過程で、このセミナーが少しでも判断材料となっていただけましたら幸いです。