佐藤社長の継続OSS
保適証サービスのメリット
公開日: 2017年07月10日 / 更新日: 2017年07月10日
保適の電子化を始めて3ヶ月。感じているメリットをご紹介いたします。
・標章交付時間の短縮
紙の場合でも、適合証及び適合標章にあらかじめ一連番号をすべて記載し、適合証綴の使用過程において、切り離し、印刷できるところは自動車整備業システム「新一等書記官」より、印刷を行って、検査員や交付権限者が記入、訂正、押印を行っていました。交付簿も印刷を行うことができます。
それが保適証サービスブラウザ型(電子保適)になり、すべてパソコン上で確認、押印の代わりにパスワード入力、有効満了日(黒色も可)もすべてシステムより印刷が可能となりました。交付簿(標章管理簿)もブラウザで確認をすることができます。この結果、慣れてくると標章交付までスムーズに行うことができて、時間の短縮につながりました。
クラウド型になると、自動車整備業システムより車両情報や自賠責などを連動させ、ミスを減らせる上、さらに時間短縮になります。
・訂正可能
保安基準適合証は重要な公文書であり、発行や訂正などは、厳重に管理されています。一度交付を行い、行政窓口へ提出してしまうと、訂正をするというのは容易ではありません。
しかし、保適証サービスでは「引戻」という機能があり、一度登録(データ送信)を行っても、訂正をすることができます。※引戻が行える状態には、条件があります。また、訂正のできない項目もあります。その場合は「削除」を行って新規作成となります。
不具合があり「却下」となった場合も、「引戻」を行い訂正ができます。この機能から、適合証に関する入力ミスを大幅に減らすことができます。
・車検証の交付が短時間
保安基準適合証が電子化によってペーパーレスになり、更新に持参したときの行政窓口審査が、短時間で行われるようになりました。新車検証が以前より、早く交付していただけます。窓口側でも確認する書類の枚数が減り、電子上で確認ができるようになっていると思われますので、今後ますます時間の短縮につながるものと感じています。