工場見学
探傷器(特自検法定検査機器)
公開日: 2017年03月2日 / 更新日: 2017年03月02日
染色浸透探傷法といって、金属の表面の欠陥を検出します。
洗浄液、浸透液、現像液の3缶1組で染色浸透探傷剤(カラーチェック)といいます。
①予備洗浄
検査する箇所の汚れやサビを洗浄液で洗い落とし、乾燥させます。
②浸透処理
赤色浸透液を吹き付け、10分程度放置して、亀裂内部に浸透させます。
③洗浄
所定の放置時間後、洗浄液で表面の赤色浸透液を除去します。
④現像処理
現像液を検査箇所に吹き付けます。
⑤発色
現像液を吹き付けると、しばらくして液体は蒸発し、白色粉末に覆われます。白地に赤く、亀裂箇所が浮き出します。
乾燥後、亀裂の有無や大きさを検査します。
法定検査機器として、3組用意しています。