佐藤社長ブログ
トレーラのブレーキ検査
公開日: 2016年02月23日 / 更新日: 2016年02月23日
車検時の完成検査において、ブレーキの検査はブレーキテスタを用いて、ブレーキの制動力を測定します。
一般車両の検査判定基準は、
主ブレーキ
制動力の総和 検査時車両状態の重量の4.90N/kg以上
後車輪の制動力の和 検査時車両状態の後軸重の0.98N/kg以上
左右差 検査時車両状態の軸重の0.78N/kg以下
駐車ブレーキ
制動力の総和 検査時車両状態の重量の1.96N/kg以上
上記の様になっていますが、
トレーラの場合は主ブレーキが、
制動力の和 検査時車両状態の軸重の4.90N/kg以上のようになり、
分離ブレーキ
制動力の総和 検査時車両状態の重量の1.96N/kg以上が追加されます。
主ブレーキの検査が、総和ではなく、各軸ごとの計算になるので注意が必要です。