佐藤社長ブログ
構造等変更検査(付属装置スノウプラウ追加)
公開日: 2015年12月11日 / 更新日: 2015年12月11日
いよいよ除雪車が活躍する時期になりましたね。トラクターショベルのアタッチメントはバケット、スノウプラウ(排土板)、ロータリ除雪装置など種類があります。そして付け替えて使用する場合は、車検証に附属装置として記載がなければなりません。
今回は車体の形状がショベル・ローダ→バケット使用のみの車両に付属装置としてスノウプラウ(排土板)を追加して、車両を運輸支局へ持ち込み、構造等変更検査を受検してきました。
スノウプラウを装着した状態で検査場へ入場します→
寸法測定や重量測定、各検査を行います
各検査が終了後、
スノウプラウを取り外し→
今度はバケットを取り付けます→
ワンタッチカプラなので、短時間で付け替えができます
スノウプラウ装着時と同じように、検査場へ入場して検査を受けます
今回の車両は、スノウプラウの幅が314㎝となり保安基準の幅250㎝を超えてしまうため、幅の基準緩和を受けました。幅が広いことで、車幅灯、尾灯、駐車灯、後部反射器、制動灯なども保安基準から外れてしまうため、まとめて緩和を受けました。
公安委員会へ道路維持作業用自動車として届け出をしているので、規定に適合する黄色の点滅灯火も装着し、申請を行いました。
車検証はいわゆる二段書きとなり、長さ、幅、高さや車両重量、車両総重量などがバケット装着時の数字に加え、括弧書きでスノウプラウ装着時の数字も記載されます。
備考欄に附属装置スノウプラウと保安基準緩和(緩和事項、制限事項)などが入り、その他検査事項として道路維持作業用自動車が記載されました。