2017年3月16日 08:00
佐藤社長の継続OSS
電子保適システムお披露目(ディーアイシージャパン株式会社)
昨日、東京ビックサイトで開催されている第15回国際オートアフターマーケットEXPO2017へ行ってまいりました。
(公式サイトより)
自動車の売買・整備・メンテナンスをはじめ自動車を取り巻く環境・インフラなど様々な自動車アフターマーケットに関する最新情報、業界動向をセミナー、実演、展示などにより情報を発信をし、有意義なビジネス交流の場を創出するコンベンションです。
国の指定整備工場として、気になるのは、4月以降からスタートする継続検査の電子申請で必要になる、保安基準適合証・継続申請ワンストップサービスです。
いままで紙で行っていた保安基準適合証を電子的に発行し、情報を送信することが出来るようになります。
しかし、その電子化するための保適証サービスにおける利用に、ブラウザ型、スタンドアロン型、クラウド型とパターンがあり、導入するための社内システムの確認が必要となります。
弊社で使用している自動車整備システムのディーアイシージャパン株式会社では、クラウド型で対応できるように開発を進めているとの事で、早速展示ブースにおじゃまして、開発部長から詳しくお話を伺ってきました。基本となるブラウザ型は、一般社団法人日本自動車整備振興会連合会ホームページよりお試し期間があったので、実際触れることができましたが、ディーアイシージャパンとしてのクラウド型は初お披露目となります。
実際、運用の画面を確認しながら説明を受けましたが、使用者の承諾について、e-JIBAIとの連動、検査員・管理責任者のパスワード入力、適合標章の印刷、OSS申請、適合証交付一覧など分かりやすく、すぐにでも使える状態になっていました。
その他、現在分かっている事や疑問などをお話しさせていただき、かなり実態が見えてきました。
われわれ使う側として気になるのは、正式リリース発表と、使用料金です。
「紙と電子と混合して運用していく過程で、使い勝手が良く、且つ複数の人間が携わっても間違いが起こらないようにと、こだわって開発をしているのでもうしばらく待ってほしい」とのようです。
気になる方は、アフターマーケット会場で、直接ディーアイシージャパンのブースへ行くと詳しい話を聞くことが出来ます。
ちょうど会長もおられ、お話を伺うことができました。
保適証サービスは、各指定工場が自動車整備システムを導入している場合、システム会社の対応によって異なるため、システム会社との詳しい打ち合わせが必須となっています。まだまだ見えてこない部分もありますが、運輸支局、整備振興会、システム会社それぞれから日々情報を入手して、的確に対応できるよう進めてまいります。