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2016年2月12日 08:00

佐藤社長ブログ

G-scan技術研修会in茨城県水戸市

2月9日、10日の2日間、茨城県水戸市にてG-scanのメーカーである株式会社インターサポート主催の技術研修会に参加してまいりました(*^▽^*)

1日目 基礎&中級編
STEP1
座学:自動車点検整備の変化・電子制御について・OBDとは・基本点検の必要性・G-scanの特徴と活用方法
実技:スキャンツールの取扱方法・G-scanの独自機能、活用方法・トラブルシュート

STEP2
座学:ハイブリッドシステムの構造・HVバッテリーの仕組み・CAN通信システム・よくある故障事例
実技:G-scanにてHV車の取扱・HVバッテリーの点検方法・CAN通信の点検方法・故障事例のトラブルシュート

まずは、「構造を理解すること」ということで、車両や電子制御、またG-scanの機能などを学びました。午後は、班ごとに分かれ30プリウスを用いて、実車のテストなどを行いました。

2日目 応用&特化編
STEP3
座学:故障探求方法・電子部品の特性と良否判定方法・電子制御回路の仕組み・G-scanによる高度故障探求
実技:車両における電気の特性・高度部品良否判定技術・高度故障探求の実践(上級編)

コモンレール編
座学:コモンレールの構造・故障事例・G-scanによるマフラ、ポンプ、インジェクタの点検方法
実技:DPFマフラの強制再生・インジェクタIDの登録方法・初期化・データの読み方・故障探求ワンポイント

高度故障診断技術として様々な状況の対処方法について学びました。実技は、現車の状況に応じた不具合に対して、整備書を用いてトラブルシュートを行いました。

そして、大型車整備事業者にとってお待ちかねのコモンレール編として各種構造や点検方法を学んだ後に、実技はNJR85エルフを使用して、DPD強制再生を行いました。グラフを用いて、開始から1分ごとの排気温度1と2、モード、噴射量を記録しました。こうすることで、ただ強制再生を実施するだけはなく、トラブル発生の原因をつかむのに役に立てることができます。

2日間を通して感じたことは、「スキャンツールは奥が深い」ということでした。ときに先入観が邪魔になり、正確な故障診断に影響を及ぼすことがあるなど、言われてみて「なるほど」と思える話を沢山聞くことができました。

また整備に携わっている方々の集まりなので、現場での事例がいくつも話題に上り、講師からも意見を求められたりと、濃い時間を過ごすことができた研修会でした。

最後に、(株)インターサポートより故障診断士の認定証をいただき、修了となりました。

インターサポート研修.jpgのサムネール画像
帰ってきて、研修中の写真がない・・・
研修に集中していて取り忘れてしまいました(゜o゜;)

研修内容は、実際参加をして体験して下さい。

G-scanをお持ちの方は、是非参加されることをオススメします!!

研修会にはG-scanサポートセンターで日々、整備相談に対応されている方も来ていましたので、様々な事を聞くことができます。


そして、以前弊社で出張研修をしていただき、またオートサービスショーなどでもお会いすることのある講師のM.Tさんの豊富な知識が半端じゃない(≧◇≦)

M.Tさん、今回も大変お世話になりました。
そして次回、尿素SCRシステムについて研修会を是非、お願いいたします。

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