2015年9月15日 08:00
お車のこと
クレーンワイヤー交換 ユニッククレーン(UR335)
クレーン定期自主検査でワイヤーのキンクや劣化が見つかり、交換を実施します。
ワイヤーの端末をコッター(くさび)で止めているロープソケットを外して、
ウインチ巻き下げ操作をしながらワイヤーを抜き取り、
もう片方のワイヤー端末をウインチドラムから外します。こちらもコッター(くさび)で止まっています。
ワイヤーがすべて抜き取られた状態
今度は反対に新品のワイヤーを通していきます
新品のワイヤー
端末をコッター(くさび)で止めて、ウインチ巻き上げ操作で、ドラムに巻き付け、
フックにワイヤーを通して、
もう片方の端末をクリップで止めます。
これで完成!!
このあと定格荷重でウェイトを吊ってワイヤーをなじませます。
型崩れ・摩耗・腐食・断線などをしているワイヤーは非常に危険です。検査で発見される事が多いので、クレーン付き車両は車検とセットで是非「移動式クレーン定期自主検査」もお申し付けください!